ブログ

会社設立時の法人口座開設について

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ねらい目は地元の金融機関

ここ近年は昔と比べて法人の銀行口座開設がやたら厳しくなりました。口座不正利用防止の観点からだと思いますが、それにしても真っ当に事業を志す起業家にとっては負担以外の何者でもないですよね。特に設立間もない会社だと大手都市銀行などはあっさりと口座開設を断ってきたりします。比較的開設し易いのは、地方銀行であったり地場の信用金庫です。申込から開設までに至る期間も短いのが良いですね。

都市銀行で開設を試みるには

では、都市銀行で口座開設するには何がポイントなのでしょうか。私の経験からではありますが、ある程度の傾向をご説明したいと思います(もちろんこの通りやっていても他のポイントで謝絶されるケースも考えられます)。

 

1.本社所在地から近い支店で開設すること。

これは地銀でも同様ですが、今は例えば本社は東京で全く関係ない埼玉の支店で口座開設することはできないようです。

 

2.実績があること

実績とは「サービスの提供・商品の売買」→「契約締結」→「請求」→「入金」の一連の流れが既に個人で事業をやっている等で存在すれば比較的好印象であるようです。しかし会社設立なんて元々なにも無いところからスタートするのが大半なのに実績を求めるのは酷ですよね…。なので可能であれば最初は代表者の個人口座を使って他企業との取引実績をつくるのが良いかも知れません。

 

3.個人でその銀行に口座を持っていること

これは起業間もない頃、法人の口座開設前に個人で他企業と取引をしている場合等に2.で説明したような実績を説明できるためです。当然、銀行側は個人の口座の動きも全部把握できるため、代表者の説明と口座の動きが合っていればある程度は信用されそうですよね。

最後に

色々と書きましたが銀行に特にこだわりがなければ、最初は地元の金融機関で開設することをオススメします。また改めて書きますが、地方銀行の方が資金調達を検討する際に味方になってくれるからです。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. 会社設立とブログ開設
  2. 原本証明について

最近の記事

アーカイブ一覧

カテゴリー

PAGE TOP